豊中市 園田 歯科 いちかわ歯科医院 小児歯科 矯正歯科 審美歯科
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今月の歯科情報



since 2006.7

第25回(20.7.1)  早期発見、早期治療

 梅雨明け間近、むしむし日が続いていますがご機嫌いかがでしょうか?こんな(細菌の繁殖しやすい)気候のせいか、伊賀の整形外科で作り置き点滴で患者が死亡するといった痛ましい事故がおきました。やはり「感染」は恐ろしいですね。目に見えないだけによけいです。カビの生えた肉の表面を削ったとか、血を混ぜてミンチを赤く見せたとかいう次元とはまるで違うのが恐ろしい限りです。また全国では採血器具の使い回しが次々報告されていますが(おそらく隠しているところもまだあるでしょうが)、医療機関の言い訳が「針だけかえました」というお粗末なものです。私自身今問題になっている採血器具の実物は見ていないのであんまりなことはいえないのですが、こんな問題が起こる背景にはとにもかくにも感染に対する意識の低さが伺えます。またコストの問題も少なからず影響しているものと思われますがキャップの使い回しでどれほどの節約メリットがあるのか甚だ疑問です。それよりそういった構造の機器が堂々と売られていること自体に問題があるのではないでしょうか。如何なものでしょう?この問題の詳しい方からのご意見お待ちしております。またコストといえば後期高齢者医療制度、三方一両損といって勝ち逃げた総理の時代に作り置きした医療制度で今まさにえらいことになっているわけですがこの問題も解決の糸口が見えません。そこへ持ってきてテロ国家指定解除ですか・・・。暑さのせいか、私の話も支離滅裂ですわ。

  さて皆さんは「早期発見、早期治療」という言葉をきいたことがありますか?

まあ一度や二度は聞いたことがあるのではないでしょうか。まあ読んで字の如し、です。

具体的にいいいますと(歯科に関して)早めに虫歯や歯周病を発見できれば大事に至る前に治せますよ、というものです。

当たり前の話で恐縮ですがもう少しお付き合い下さい。

先日、患者さんとの話の中でこんなものがありましたのでご紹介します。

「ここに結構大きな虫歯がありますよ、痛くないですか?」

「痛くはないです。」

「早めに治療したほうがいいですよ。」

「痛くなってからでいいです。いつ治療しても同じでしょ。」

「そんなことはないですよ。今なら神経までとらなくて済みますから。それにこれなら型取りする必要もありませんよ。保険の白いので今日中に埋めれますよ。」

「???・・・」

よくよく話を聞いてみると以前に痛くもないのに治療が必要だといわれて治療したけれど、痛くなってきて、神経を取って、最終的にほとんどの部分を削って(削られて)銀歯(クラウン、フルカバーのかぶせ)になってしまった、というものでした。もちろんその歯がそのときどんな状況だったかは知る由もありません。しかし患者さんの話から推測するに、もし早期発見、早期治療だといってとらずにすむ神経まで取られてしまっていたとするならお気の毒です。そしてその患者さんも早期発見、早期治療の意味をそんな風に理解されていたのだとすると二重にお気の毒です。別にその治療をされた先生を非難するつもりはありませんが、医者と患者の間のコミュニケーションレベルがその程度だとするとお互いが不幸です。インフォームドコンセンドなる言葉が叫ばれて久しいですがインフォームドコンセンドがなんたるやを再度考えずにはいられません。以前治療説明の紙出しのために時間をとられて・・・という話をしましたが、 説明の紙なんかよりもっと話をする時間を取るべきなのではないでしょうか?ただなかなか忙しい時にゆっくりお話できないというのが現状なのですが。医科では保険の改正で5分間ルールなるものが出来たと聞きますが、私自身が結構おしゃべりなほうなので昔からチェアサイドでよく患者さんとはお話しました。当時は勤め先の院長に「口ばっかり動かしてんと、しっかり手動かせ!」とよくおこられたものです。 しかしなかなか自分のスタイルは変えられないもので、今もそんな毎日です。待合室でお待ちいただいている患者さんには申し訳ないのですが・・・・・。といっても最近は話す時間も減っているように思いますがね。          

  来月号では早期発見早期治療の具体的なお話をフローチャート式にでもしてお話したいと思っています。では皆さん、夜寝る前に口の中で細菌の作り置きをしないよう、寝る前にはしっかり歯を磨いて眠りに就いて下さいね。

 

 
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