豊中市 園田 歯科 いちかわ歯科医院 小児歯科 矯正歯科 審美歯科
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今月の歯科情報



since 2006.7
第5回  新年にインレーブリッジ

  新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

なんとか昨年を乗り切ったという感じですが、今年も頑張ってやっていきたいと思います。ではまずはクイズから。

「ベイブリッジは横浜、ではインレーブリッジはどこにあるでしょう?」

   新年早々くだらない親父ギャグで失礼しました。おとそ気分ということでご勘弁下い。昨年いただいたご質問の中にブリッジに関するものがありました。通常歯科でブリッジというのは歯が抜けた後の修復方法、補綴物のことです。例えば後ろから二本目の奥歯が抜けました。一番後ろと抜けた歯の一本前の歯を土台にして橋を掛けるように三本のつながったかぶせで修復するといったものです。この場合両サイドの歯はフルカバー(完全なかぶせ)になるのですがインレーブリッジはそうならないブリッジです。当然それぞれに制約やらメリット、デメリットがあるのですが簡単にまとめてみると

ブリッジ(フルカバー)VSインレーブリッジ

削る量       インレーブリッジの方が少ない

           その分、神経を残せる可能性がフルカバーより高い。

金額        インレーブリッジの方が削る量、金属の量が少ない分安い。

           おそらく保険ベースで2〜3割安いのでは?

安定度       フルカバーブリッジの方が接着面積が大きい事を考えれば

           はずれにくいかも知れませんが・・・・。インレーブリッジはその点で

           形成が難しい。

かみ合せ     インレーブリッジはもともとの歯の形を大きく変えないので

           かみ合わせにはこちらが有利でしょう。

 

こんなところです。つまり両方の隣の歯が健全な生活歯であるならば、患者さんにとってはインレーブリッジの方が有利なのではないかと私は考えています。もちろん位置関係やかみ合わせにもよりますのですべてというわけではありませんが、検討してみる価値は十分あると思います。ブリッジにするにあたって初めから悪くもない両隣の歯の神経を取ってフルカバーのブリッジなどというのは神経保存論者の私に言わせれば論外です。一本の歯の治療方法も様々でドクターの好み、得手不得手によるところも少なくないと思われます。しっかりした形成をするためには神経を取ってでも削らなければならないとおっしゃる先生もおられますが、皆さんはどちらがお好みですか?もちろんほかにも一本欠損時の治療方法はありますがまたの機会にお話します。

   削る削らない論争は今までもずっとありましたしこれからもずっとあると思います。そんな中で歯科界全体のレベルや患者さんのモチベーションが上がっていけばよいのではないかと思っています。まず患者さんはより自分にあう医院を探すことが健康への近道ではないでしょうか。次号ではそんな医院の見つけ方でもお話しましょうかねえ。

  私は可能な限りこられた方とはじっくりお話するようには心掛ていますが、その時の込み具合によってどうしてもそうできないこともあります。それに別にそんなに話なんかしていらないよとおっしゃる方もおられます。今年もこんな試行錯誤の新年がスタートするわけですが信念を曲げずにやっていきたいと思います。 

  それでは次回までの宿題クイズということで。世界にはたくさんの島がありますが、ランゲルハンス島はどこにあるでしょう?
 
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